5つの漁港
浜坂漁協の管轄には、
浜坂、居組、釡屋、諸寄、三尾の5 つの漁港があり、
それぞれの地域にあった伝統の漁法が受け継がれています。
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浜坂漁港
浜坂漁協の本所がある港 浜坂漁港は古くから沖合底びき網漁業が盛んです。
松葉がに、ホタルイカ、ハタハタなどの水揚量が全国上位を占め、
この港の水産業は新温泉町の基幹産業として地域経済を支えています。
日本の白砂青松100選のひとつ「浜坂県民サンビーチ」や、町内に温泉を4箇所も
有することから、宿泊施設も多く、海産物販売も含めた観光産業が発展しています。
諸寄漁港
変化に富んだ地形は天然の良港として古くから賑わいをみせ、特に江戸時代から
明治期にかけては、日本海航路の北前船の寄港地として栄えました。
漁場は山が迫る海岸線とそのまま急激に落ち込む地形のため、沿岸域は極めて
狭小で古くから漁場を沖合域へと拡大してきました。しかし、わずかな沿岸域でも
豊かな藻場があり、多様な動植物が生息しているため沿岸漁業も盛んです。
居組漁港
結川(むすぶがわ)の河口に位置し、周囲を山と岩礁に囲まれた天然の良港として、
昔から船舶の避難港として利用され漁業の根拠地として発展してきました。
近隣の生産拠点漁港である浜坂漁港を補完する漁業の根拠地として、スルメイカ
等の沿岸イカ釣漁業や、沿岸の藻場・岩礁帯での採貝漁業が行われています。
また、海水浴場は遠浅で砂も細かく一年中海のレジャー客に親しまれています。
三尾漁港
市街地から離れた東の山間部の山道を降れば日本海が広がります。
そこには60 数戸の小さな集落があり、大三尾港と小三尾港の
二つの漁港を合わせて三尾漁港と呼ばれています。
目の前に広がる日本海の恵みを受けて『海業』で
栄えてきており、天然生わかめやイカの馴れ寿司などが有名です。
釡屋漁港
釡屋漁港は新温泉町の西の洞門の近くの釡屋海岸にあり、
周辺を海に絶壁が張り出した風光明媚な場所です。
近隣の生産拠点漁港である浜坂漁港を補完する漁業の根拠地として、
沿岸漁業や藻場・岩礁帯での採貝漁業が盛んです。


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